アナログ・カメラ

なんだか、35mmフィルムカメラの事業縮小とか、撤退とか、そういう話が最近相次いでいますね。

画質的にデジタルカメラでも十分といえるような時代になってきたという事の表れなんですが、言ってみれば、100年以上続く文化の転換とも言えるのが、少し寂しい気がします。

私の家族は、父も、祖父も、兄も、みんな写真を撮るのが好きで、自分専用のカメラが何台も用意されているような家でした。

フィルムを使い切って現像に出して、帰ってきたときのワクワク感といったら、やっぱデジタルにはない喜びですよね。

そんな私も少年時代はフィルム文化に反抗すべく(?)、フィルム全盛期だった頃から、デジタルカメラの利点を解き、これからはデジカメだとばかりに持ち歩きまわって写真を撮りまくり、デジタルカメラとともに青春時代をすごしてきました。

あの頃は、デジカメなんて玩具みたいなもんで、まさか、フィルムのカメラがデジタルに置き換わるとは思っていなかった。

最初のデジカメを使ったのはもう中学の頃で、コレまで何十台も使ってきましたよ。
性能がどんどん上がっていきましたからね。
フィルムのカメラなら、2~3台で済んでたはずなんですが(笑)

しかし、あれよあれよという間に、性能が上がっていき、いつの間にか 「カメラの売り上げ=デジタルカメラの売り上げ」 みたいな世の中になってしまいました。

でも、やっぱ、あのフィルムカメラの喜びって忘れたくないですよね。

あと、ダイレクトに分かるレンズの描写。

そして、フィルム特有の味わい。

ビデオカメラで撮影された、テレビドラマではなくて、フィルムカメラで撮影された映画でなくてはいけない、あの味わいと似ています。

私も、チャンスがあれば、もう一度フィルムのカメラに戻ってみたい。

だけど、デジタルの便利さを覚えてしまうと、やっぱ難しいですね、、、。

まぁ、完全に消えてなくなることはないと思うので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

中島らも死去

作家の中島らもが亡くなったらしい。

関西出身の作家で、わけの分からない内容のエッセーや、わけの分からない内容の小説を書く、おかしなオッサン、って感じの人で、なかなか好きだった。

よく考えたら、好きな小説を書き、好きな音楽をやり、好きな演劇をやり、好きな絵を描き、好きな酒を飲み、好きな薬をやり、好きなことなんでもしまくった人なんだなーって思うとちょっとすごい人だったのかも。

薬で捕まったときも、普通なら、「けしからん」となるところが、中島らもの場合、「お、ついに捕まったか」 みたいな感じで、誰もなんとも思わなかった感がありまくった。

やっぱし変なオッサンだなー。
そういえば、高校のとき、帰り道にあるいつも立ち読みする大阪の玉造の書店の上に、中島らもの事務所があった。
中島らも本人は見たことなかったけど、なんか存在感があった。

そして、今回ニュースで、酔っ払って階段から転落死、というのを聞き、まるで中島らものエッセーそのものではないかと思ってしまった。
自分の人生にもオチが必要だったのだろうか。

ご冥福をお祈りします。

| | コメント (0) | トラックバック (1)
|